“聖地”で叶えた夢のスタジアム・ウエディング
みんなのパワーがここに結集! 友人や家族のサポートで叶えたスペシャルな1日
サッカーの聖地・国立競技場!
サッカーファン垂涎の特別な場所で、おふたりやご家族、ご友人、みんなの力で叶えたスタジアム・ウエディングのご紹介です。
ご親族やご上司などをお呼びしてのお披露目の時間をまず行い、挙式を間に挟んで、ご友人とのカジュアルなパーティーを行うという、アレンジ型の2部制のウエディング。
実は、このおふたりのプロデュースをお受けしたのは挙式の2週間前。
元々おふたりが依頼されていたプロデュース会社の担当プランナーさんの都合で、急遽その会社さんから私にバトンタッチのご依頼をいただいたのです。
初めてのお打ち合わせでいろいろ確認をさせていただくと、おふたりで着々と準備を進めていらっしゃって、少し安心しました。
お弁当をはじめ、アイデアも豊富で、ご友人やご家族による協力や手作りが盛りだくさん!私は、会場との打ち合わせやおふたりのアイデアの組み立てのサポートなど、プランナーが担うべき部分の、最終の詰めの詰めを担当させていただいた感じです。
当日は経験豊富な仲間のプランナー陣がスニーカー着用で参加してくれて、広いフィールドでの挙式も、スーパーアシスタントを擁した万全の体制で臨めました。
前日の夜、日付が変わる(つまり当日になった瞬間!)まで電話でおふたりとお話ししていたんです(笑)
明日は朝早いから、ちゃんと寝てくださ~い!0:00まででお電話も締切り~!!と、恐縮ながらこちらからリミットを設けさせていただいたくらい、本当にギリギリまでゲストのことを考えて、ご準備を頑張られていたおふたりだったのでした。
大のサッカーファン、拓さんと菜穂子さん。そんなおふたりが選んだのは、ここ!
サッカーの聖地、国立競技場です。
お披露目の会食は、国立競技場の貴賓室やラウンジを利用。ご会食前にご親族紹介もしっかり行いました。VIPの方のための「貴賓室」を使い、フォーマルな雰囲気の中で。(決めるところは決めてます!これ、成功のポイントです)
ご会食はサッカー少年少女が練習に持っていく、お母さんの愛情たっぷりのお弁当をイメージして作り上げた「特製サッカー弁当」でおもてなし。
サッカーのプレー人数にちなんだ11品のお弁当は、おふたりが出会ったイギリスの名物やサッカーボール型のおにぎり、両家のお母さまの得意料理など、1品1品にエピソードが。
お披露目の会食では和装をお召しになったおふたり。
菜穂子さんのお知り合いの美容師さんが、ご新婦ご自身の髪で見事に島田髷を結いあげてくださいました。
ブーケはもちろんボールブーケですよ。
ご列席の皆さまへのギフトはサッカーグッズ。
お好きなものを選んで持ち帰っていただくスタイルで。
グッズの解説資料を作成し、1点1点に同封する丁寧さに脱帽!
ゲストの皆さまも、これは何だろう?と楽しそうにチョイスされていました。
挙式は洋装にチェンジ。お着替えが早々に完了したご新郎は、選手しか入れないバックスペースでご満悦でした♪
挙式の前に、国立競技場の歴史をまとめた映像をオーロラビジョンで上映、スタンバイ中のおふたりはゲストの皆さまの様子を観察しながら入場を待ちます。
さあ、そろそろ挙式のスタート。
ルートを確認して、いよいよご入場です!
オリジナルのマークを刻印したマリッジリングを交換。リングの製作は拓さんのお友達のジュエリーデザイナーさんが手掛けられました。
木製のサッカーボールにおふたりが、そして証人としてご両親がサインをして皆さまにご披露。
挙式の進行は、菜穂子さんのお兄さま、そして実のお兄さまのような間柄の従兄さま。家族ぐるみでサッカーファンだそうで、この日にぴったりのユニフォーム姿!
そして、お友達からはお祝いの演奏も。
挙式後は、ご参列の方全員と記念撮影。
浦和レッズのファンである菜穂子さんのお仲間も大勢いらっしゃって、大きなフラッグが青空にはためきました。皆さん、本当にいい笑顔!
サッカーファンの周囲の方は、当然サッカーファンが多いわけです。
記念撮影をする、なぜか走る……大いにはしゃぐ大人のゲストの皆さんが印象的でした。
ちょっとわかります、何だかはしゃいでしまう気分。だって、そうそう簡単には入れない場所ですからね。私も、音響や映像の調整室に行って、妙にワクワクしましたから。
挙式の後は、競技場を使ってのレクリエーション!
ご新婦と同じ浦和レッズのファンのはずが・・・あれ?ガンバ大阪のユニフォーム!?
相手チームの名選手に贈られる敬意を込めたブーイングをゲストの皆さまからもらい、実はガンバファンでした、と公表した後には菜穂子さんからレッドカードがお見舞いされました(笑)
レクリエーションは新郎チーム、新婦チームによるPK戦と、トラックでのドリブルリレー。
PK戦には新婦のお父さまもユニフォーム姿で参加されました。
こんな風景をTVなどで一度は目にしたことがあるのでは?
ここは優勝チームが、いつもこんな風にトロフィーを掲げている場所です。
ちびっこたちがその様子を再現してくれました。
ほとんどのアイテムが手作りでしたが、中でもゲスト1人ひとりに用意したメッセージカードには特に時間がかかったそうです。その「メッセージカード」がこちら!受付で渡される入場パスになっています。私も朝これをおふたりからいただいて、スイッチが入りました!
国立競技場での挙式の後は、近くのTO THE HERBSに移動して披露パーティ。
サッカーコーナーも設けられ、プレゼントとして拓さんが携わった雑誌なども用意されました。
ご新郎の拓さんが前夜に私が設けたお電話のリミットまで「どうしよう!」と考えていらしたのが、実はこのブーケトス。なるべく多くの方に楽しんでいただけるように、1つに束ねた4つの花束を、既婚・未婚に関係なくトスしました。ゲストの皆さまがどうしたら楽しんでくださるか……おふたりの強い想いが凝縮されています。
国立競技場は2020年の東京五輪に向けてリニューアルを控えていますが、この日の光景はゲストの皆さまの心にも強く残るはず。
拓さん、菜穂子さん、いつまでもお幸せに!これからもよろしくお願いいたします。