大切な方々に祝福されてはじまる、私たちらしい、私たちの人生

大切な方々に祝福されてはじまる、私たちらしい、私たちの人生

〜 LGBTカップルの素敵な結婚式 〜

AさんとTさんのカップル。お二人は大学時代の友人でした。
Aさんの片思いから始まった二人の関係は、周りの友人達も気づいていて、温かく見守ってくれていたそう。
それから何年もの年月が経ち、お二人はお互いを生涯のベストパートナーだと感じるようになりました。

Tさんのバースディのタイミングに合わせて、学生時代の友人達に二人の関係をコミットしたい…。そんな時にバレンティウエディングの存在を知ったお二人からご連絡いただいたことが出逢いのきっかけでした。

お二人の希望はいたってシンプルでした。
ウエディング写真を撮ることと、共通の友人に感謝のおもてなしをするパーティをしたい。挙式はしなくても、ファンシーな料理があればいい。
予算は限られているので、その範囲で収まるようコーディネートさせていただきました。

前撮り撮影はフォトスタジオで。
Aさんはタキシード。Tさんはウエディングドレス姿で撮影しました。
なるべくお二人と気持ちの通じ合うチームでサポートしたかったので、前撮りで担当してくれたヘアメイクさんには、特別にパーティ当日も担当していただきました。

12人のゲストを招待してのパーティ会場になったのは、虎ノ門のビジネスホテルにある20席の小さなレストラン。ウエディングでの貸切パーティははじめてということでしたが、ランチコースの料金で貸切させていただき、お支度用でホテルのルームをお借りしました。

二人の気持ちと決意を、大切な友人たちにお伝えするコミットメントパーティ。
これまでの二人のことを知るゲストとのひとときは、言葉にせずとも通じる思いに溢れ、とても感動的でありとても和やかな時間でした。

パーティ会場のセッティング中。お二人の前撮りフォトを会場中に飾りました。

20席の小さなイタリアンレストランを貸切に。オフィス街のホテルレストランなので週末は混み合わないため、貸切もランチコース料金のみでフレンドリーに対応してくださいました。

お支度部屋としてホテルのルームを利用させていただきました。

この日のパーティでのタキシード、ドレスはお二人の自前。Tさんの赤いドレスは学生時代のサークル仲間に作ってもらった思い出の衣装だそうです。

装飾はクリスマス風というお二人からのご指定でおまかせいただきました。

お二人の共通のゲストは大学の音楽系サークル時代からの10年来のご友人たち。ご招待した12人全員がご参加くださいました。どんなパーティなのかは詳しく知らせずにご招待しましたが、皆さん薄々感じていらっしゃったご様子。会場に飾られた写真を見て、やっぱりそういうことよねと、嬉しそうな表情で二人の登場を待っていらっしゃいました。

ゲストの皆さんが緊張しているだろうから、和やかな雰囲気でスタートしたいと、大好きな曲に振り付けをし、踊りながら入場しました。
実は始まる直前まで二人もとても緊張していましたが、祝福の拍手で迎えられ、吹っ切れた笑顔が印象的でした。

セレモニーはアンクレットの交換。アンクレットを選んだのは、仕事などで、結婚していることを言われない、さりげないペア感がよかったから。同じデザインではなく、お互いが相手のために選んだものを贈りました。

乾杯のスピーチは、二人の門出を祝福してくれる素敵なメッセージで涙、涙の乾杯シーンに。

大切なゲストのためにご用意したイタリアンのコース料理。

気が置けない仲間たちとの思い出話に笑顔が絶えないお二人。特に演出的なことはせず、会話を楽しむパーティスタイルでした。

ゲストの皆さんにフルーツを盛りつけてもらったウエディングケーキを二人でカットしました。

ゲスト全員が一本ずつ持ち寄ったガーベラの花を、Tさんへプレゼントするサプライズに大号泣。

レストランからはバースディのデザートプレートが贈られました。

ラストシーンは、ゲストの皆さんへの感謝の手紙を朗読。泣いて、笑って、感動に包まれた、温かなパーティがお開きとなりました。

お開き後はゲストの皆さんをお見送り。そして二人は週末の静かなオフィス街を歩きながらロケフォトツアーに出発。

目的の公園に歩いて行くと…。あれ！？
先ほどお見送りしたゲストの皆さんが公園で二人の到着を待っていてくれました。

大切な仲間の皆さんからたくさんの祝福と声援をいただき、新しく始まる二人の人生を歩み出すことができました。

おふたりからのメッセージ