晩秋の京都を望む老舗料亭「京大和」での古都ウェディング
紅葉と伝統に包まれた和洋折衷のオリジナル結婚式
晩秋の京都を望む老舗料亭「京大和」での古都ウェディング
紅葉と伝統に包まれた和洋折衷のオリジナル結婚式
京都の老舗料亭「京大和」でのウェディングをサポートさせていただきました。
イベント関係のお仕事に携わっているお二人、特に新婦は以前ウエディング関係のお仕事もされていた繋がりで柳田にサポートのご依頼をいただきました。
京都を希望された理由は、新婦のお父様のご実家が京都であり、孫の結婚式を心待ちにしていた祖父母との思い出の場所でもあったから。
「家族みんなで楽しむ」をコンセプトに、お料理が美味しいこと、紅葉が美しい日本庭園、京都らしい東山の五重塔「八坂の塔」や京都市内のロケーションを一望できる場所が条件でした。ドレスを着て結婚式をしたいというのも新婦の夢で、和と洋の良さを融合させた挙式と披露パーティを創り上げることが目標でした。
いくつかの会場をまわって最終的にお二人の希望に合ったのが、東山の高台にある明治から続く老舗料亭「京大和」。しかし、こちらでのご婚礼はほぼ和装の和婚で、フリーランスがサポートするのも初めてのことでした。
老舗のしきたりと格式を守りたいというのは料亭側として当然のこと。様々な意見交換をさせていただきましたが、お二人の想いが届いた瞬間から、こちらが望んでいた以上の素晴らしい対応と心遣いをしていただいたのは流石に京都を代表する老舗料亭だと感銘を受けました。
結婚式当日は、紅葉が美しい晩秋の11月。
ゲストはご親族中心の約50名をご招待しました。
挙式は、「京大和」ではあまり行われていない洋装での人前式というスタイルで、八坂の塔を望む庭園で執り行われました。
披露パーティは、京都を一望する大広間で、歓談を中心に。
京懐石を堪能していただくことを中心に、和やかな雰囲気づくりと会話が弾む時間を演出し、両家の親睦を深めることができました。
鮮やかな紅葉がまぶしい京都の老舗料亭「京大和」
ウェルカムボードは、ふたりのウェディングのキャッチフレーズ
「そうだ 京大和、行こう。」
ご到着のゲスト控室で振る舞われた紅白饅頭。
新郎側ご親族の習慣で、ご親族様からの振る舞いでした
お二人は料亭内の和室でお支度。挙式用は白のブーケで
庭園のロケーションを活かして撮影
人前式の舞台は東山の五重塔「八坂の塔」を望むお庭が
新婦お母様からベールダウンをしていただき、お父様と入場
結婚誓約書を読みあげて二人でサイン
参列者の皆さんにリレーしてもらった結婚指輪がお父様の手からリングピローへ
ゲストの前で結婚指輪を交換してベールアップ
拍手で祝福されながら退場
披露パーティ用の髪飾りとボールブーケは和のテイストで
お支度が整った二人の微笑ましいシーン。似顔絵の余興に使う写真を撮っています
テーブルコーディネートは和テイストで
会場の木戸が開かれると中庭から新郎新婦が登場!
五重塔を臨む畳敷きの大広間でテーブル席での披露パーティ。
司会進行は新婦のいとこが務めて下さいました
京都限定のチョコレート(和三盆の風合いのチョコ)をプチギフトを兼ねた席札に
ウエディングケーキは、竹林をモチーフにした特製のロールケーキをパティシエさんに作っていただきました
両家お母様とケーキ入刀。ラストバイトもしていただきました
京都は日本酒乾杯条例があるので、京都の地酒を乾杯酒に。二人の乾杯グラスは富士山の形。新婦お父様が務めていた会社のものです
女将からお料理説明をしていただきました
新郎親族が新婦、新婦親族が新郎の顔を描く似顔絵大会では、笑いが起きました
デザートタイムは和菓子ビュッフェ。
京都の名菓を取り揃えて楽しんでいただきました
新郎新婦からご両親へ感謝状を贈呈
謝辞で新婦から明らかにされた、京都・京大和で結婚式をしたかったもうひとつの理由。それは、新婦の幼少期に他界した家族が眠るこの土地を望むのが京大和だったから…。初めて聴く事実に私も料亭の支配人も驚き、感激でした
Photo/大越大祐(OFFICE KARL )
おふたりからのメッセージ
私たちは東京に住んでいましたが、京都という場所で行うことを決めていました。
京都の婚礼事情に不慣れで、気軽に会場探しに通える距離でもないのでハードルの高さを感じながらも、家族や親戚のことや、新婦の特別な想いを考えるとやはり「京都」しかないという気持ちでした。
仕事の休みも不規則な私たちは、現地と頻繁にコミュニケーションをとるのが難しい状況でしたが、柳田さんにサポートをしていただいたおかげで、私たちの状況や想いを汲み取って、現地のスタッフさんと私たちを繋いでくださいました。
会場である京大和では前例のない、ケーキデザインや京の和菓子ブッフェなどの演出を、どうしても諦められない私たちと会場の板挟みになりながらも何度も話し合いを重ねて実現できるように調整してくださいました。
当日は、柳田さんやスタッフの方々との一体感に包まれ、背中を押してもらえる感覚で式が進んでいくようでした。
皆様のサポートのおかげで私たちと両家家族がこの記念の場所で、新しい一歩を踏み出すことができたと思います。
天気にも恵まれ、紅葉が見頃の京都で最高の景色と特別な時間、記憶をみんなで共有することができて、とても幸せな結婚式でした。
自分たちの本当の想いをカタチにできたのは最後まで一緒に寄り添ってくださった柳田さんがいてくれたからこそだと、心からの感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちにとって柳田さんはプランナーというよりは、大切な日を一緒に迎えた家族のようで友である、そんな風に今でも勝手に思っています。本当にありがとうございました。
M & H
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