自宅・野外のローズガーデンでナチュラルウエディング
これから二人で守っていくローズガーデン
自宅・野外のローズガーデンでナチュラルウエディング
これから二人で守っていくローズガーデン
新婦のお母様はご自宅を「ローズガーデン」として一般に開放されていて、春のバラの季節になると、1日に数百人もの人が訪れるそうです。
新婦は結婚後、この庭を新郎と二人で守っていくと決めたときから、この場所を二人のスタートの場所にしたいと、この庭での挙式することを考えていました。
披露宴は親族が中心で遠方からお越しの方もいらっしゃるため、交通の便の良いつくば駅周辺のホテルに決定。
しかし、挙式だけは「自宅」という事から、場所を問わず自分たちの希望通りに自由な結婚式をサポートしてくれるコーディネーターが必要でした。
知人から、茨城県内にもゼロから結婚式を創ってくれるコーディネーターがいると紹介され、私とお逢いすることになったのでした。
お二人からの希望は実にシンプルでした。
ご自宅のローズガーデンの中に、ナチュラルな挙式スペースを作って欲しい。そして、お金を掛けるのではなく、自分たちが持っているものを有効に活用して欲しいという事でした。
そのご希望通り、お客様の庭にある椅子、テーブル、オブジェ、花など、そのままのロケーションを活かして、ローズガーデンでの挙式をコーディネートさせていただきました。
お打合せは、勿論ご自宅。そして、披露宴の会場となったホテルでのお打合せにも同行して欲しいという要望から、ホテルでのお打合せも同席させて頂きました。
司会者も、挙式から同じ人が良いということで、私の方で信頼できる方をご紹介し、当日も滞りなく進められました。
ホテルのご担当者にもご理解頂き、当日は連携しながら進められ感謝しています。
ガーデンに挙式空間を作る際には、お二人にも協力して頂き一緒に準備を進めました。準備を通じて、お二人も結婚式を「創る」楽しさ体感して頂けたように思います。
すべてがはじめてのことなので、何度もタイムスケジュールを練り直し、ついに迎えた挙式当日。
ご自宅でお支度を整えたお二人は、国指定の重要文化財である「坂野家住宅」へ移動。
「坂野家住宅」はローズガーデンから300メートル程のところにあり、新婦のおばあさまが、生前に住んでいらしたお屋敷です。
坂野家はこの地で五百年も続く有力な名主で、その屋敷地は、1ヘクタールにもおよぶ広大さ。周囲に塀が巡らされ、映画やTV時代劇、CMなどの撮影でも使われています。隣接する竹林も有名で、この場所で撮影されたドラマや映画も多いそう。
お二人のウエディングフォトもその中での撮影され、親族の集合写真は庭で行いました。
お二人が望まれた通りの挙式と撮影が実現した結婚式。
ご先祖様が受け継いできた「家」と、これから守っていく「家」を大切に、共に夫婦で頑張っていこうというお二人の気持ちが伝わる結婚式となりました。
お二人がこれから一緒に育てていく「The Natural Gardens of Sakano(ローズガーデン坂野)」での撮影。
約3000㎡の里山の敷地に500を超える品種(約1000株)のオールドローズ・モダンローズを持つバラ園です。
挙式は、そのガーデン内の正面の敷地を使って行いました。
1つづつ椅子を拭き、草を掃除し、お客様に座って頂ける空間を作りました。
挙式で読みあげた誓いの言葉は、この場所をスタートに選んだお二人が考えたもの。
親御さんをはじめ、皆さんがお二人の言葉にうなずいていらっしゃいました。
挙式ではアコーディオンが奏でられ、心地いい空気が流れました。
挙式後、お二人のガーデンに咲く秋のバラを中心に花びらを集め、フラワーシャワーを行いました。
ガーデン内で列席者全員で写真撮影。
多くのゲストが二人を祝福してくださいました。
「The Natural Gardens of Sakano」から歩いて300メートル程のところにある、国の重要文化財に指定されている「坂野家住宅」は、まるでタイムスリップしたような空間です。
撮影をしていたら、ちょうど挙式に参列される方のバスが到着。
初めてここを訪れた方は皆さん興味津々です。
建物自体知っている親族の方も、そこに「お嫁さん」がいるだけで雰囲気が変わるので写真を撮る手もたくさん!!
坂野家の竹林はそこに立つだけで背筋が「ピン」となる空気感が漂う場所。
お二人も、ぜひここで撮影をしたいとのご希望でした。
ヘアメイク/そうますずよ
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