オーダーマリッジリング・エンゲージリング 作品集
ジュエリーデザイナー湯澤美香
ジュエリーデザイナー湯澤美香がデザインしたオーダーメイドの結婚指輪(マリッジリング)と婚約指輪(エンゲージリング)をご紹介いたします。
新郎新婦の個性やテーマ、人生観などをヒアリングしてスタイリッシュ、エレガント、ラグジュアリーなど、お二人らしさを大切にした世界でひとつの指輪を創り上げます。
スタイリッシュ
長方形のダイヤモンド(バケットカット)と丸のダイヤモンド(ラウンドブリリアントカット)を組み合わせ、上品でスタイリッシュさを演出した可愛らしすぎないシャープなデザインに。ツメを最小限に減らして石を美しく見せながらも華奢なリングなので嫌みなく日常使いできるようにしました。
左から)
【マリッジセットリング フルオーダー】
●レディースPt900
バケットカットとラウンドブリリアントカットの配置と数量にこだわり、日常使いしやすさを考慮したツメの留め方と地金の厚みに。
●メンズPt900
新郎は車のお仕事をしているので仕事の邪魔にならないように、適度な厚みに調整して石が取れにくいドット留め(ツメや縁の無い留め方)にしました。
右2本)
●左:18金ピンクゴールド 右:18金ホワイトゴールド
バゲットカットとラウンドブリリアントカットを組み合わせて可愛らしすぎないデザインにしています。
エレガント
珍しいハートのダイヤモンドを使用したり、ウェーブ感を入れるなどしてエレガントさを表現しました。
上)
【ダイヤモンドマリッジリング プラチナ950】
柔らかな雰囲気の花嫁の為にデザインしたウェーブ感にこだわった女性らしいライン。側面から見てもダイヤモンドが見えるように、下面のギリギリまでラインを入れ、下面の一部には将来サイズ調整できるように工夫しています。
左下)
【ダイヤモンドマリッジリング プラチナ900】
石のツメを最低限にして、ダイヤモンドの存在感を生かしたフルエタニティリング。大きめのダイヤモンドを使用しているのでツメをスッキリさせて日常使いできる留め方に。ツメを少なくすると地金が見えないのでキラキラ感が増します。
右下)
【ダイヤモンドエンゲージリング プラチナ900】
珍しいハートのダイヤモンドを使用。ハートにインパクトがあるので、まわりは小さいメレダイヤモンドですっきりデザインし、それに合わせてリングの腕を細く作りました。
ラグジュアリー
ゴージャスなダイヤモンドをふんだんに使って豪華に見えるデザインにしました。
左上)
【エンゲージ&マリッジセットリング プラチナ900】
マリッジは小粒のダイヤを大小組み合わせたリズミカルなデザイン。丸いラウンドダイヤを二点留めと四点留めにして遊ばせラウンドに見えないようにデザイン性をもたせています。エンゲージのリングはダイヤモンドがより大きく輝くように石に近づくにつれて細くし、脇のメレダイヤでメインのダイヤが引き立つようにデザインしました。ダイヤモンドがメインなので品質にもこだわって。細く見えるリングは厚みを持たせて耐久性にも配慮しています。重ね付けでよりダイヤモンドのキラキラ感が際立つよう計算されています。
下)
【ペアマリッジリング メンズ:プラチナ900 レディース:18金イエローゴールド】
レディースはメレダイヤモンドをギッシリ詰めたハーフエタニティーリング。一つひとつのメレダイヤがキラキラ輝くように品質とカットにこだわって選びました。リングの両縁に細めのラインがあることで高級感を感じさせます。
メンズは、バケットカットのダイヤモンドで上品でラグジュアリー感のある輝きに。テクスチャーもフワッとしたマット加工の平打ちリングで男性でも馴染みやすいスタイリッシュなリングです。外周面はマットですが側面は鏡面加工仕上げでコントラストを付けているのもポイント。
アンティーク
アンティーク感を出すためにテクスチャーや色合いを落ち着いた感じに演出。すべて18金イエローゴールド。技法にもミルウチ加工を施して技法で演出するデザイン。
手前下)
【エンゲージリング】
太陽をイメージしてマーキースカットのイエローダイヤモンドを使用。脇石にメレダイヤモンドをセットし、細かい光をミル打ちで表現しました。中石は太陽のフレアをイメージさせる8点留めに。18金リングは全体の雰囲気に合わせてアンティーク感をだすためにヘアライン加工を施して繊細な輝きを放つようにしています。絹のような繊細さをイメージするために、テクスチャーの深さや強弱にもこだわりました。アンシンメトリーに片側の側面のみダイヤを入れてマリッジと重ね付けしてもキレイに見えるように。メインのダイヤモンドは重ね付けしてもダイヤモンドが当たらない高さに計算されています。
貴方だけのデザイン画を描きます
フルオーダーには必ず必要なのがデザイン画。お聞きした要望を元にイメージに合いそうな2~3型のデザインを描き、選んでいただきます。
製作方法によっては、より完成形をイメージしてもらえるように、デザイン画ではなく3D CADでデザイン画から立体的な設計を起こして確認してもらうこともあります。