ご先祖様からの心を受け継いで
生まれ育った自宅のお寺で結婚式
3月で僧侶になる修行がおわる新郎。
その時期を待って4月に自宅のお寺で結婚式をしたいんですと新婦。
『最初は自分たちで出来るかな~と思って、準備をしていたら結構大変で…分からないことだらけで・・・』そんな出会いから始まったおふたりの結婚式準備。
仏前式を迎えるにあたり新郎と修行をされたお寺のご住職さま。さらに、実際にご実家で挙式を執り行われた新婦のお父様・お母様からの力強いサポートも。
モチーフ「鶴」に受け継がれている歴史とご両家の想いを込めて・・・。
おふたりの決意、息子・娘を想うご両親の想い、お寺を支える檀家のみなさまの想いが合わさり、とても素敵な結婚式になりました。
おめでとうございます!素敵なご家族になってくださいね。
前日にはみなさま総出でお手伝いをいただき、迎えた結婚式当日。お支度が進むにつれて少しずつ表情に変化が…緊張感の中にもおふたりのやさしさが溢れ出てくる。
僧侶としての絡子。今日は特別な絡子。
育った場所。今日は特別な日。
凛とした表情は「決意」の表れ。
ご先祖様と神様にご挨拶、ご両親への謝辞式、そして挙式へ・・・。
境内に鐘が鳴り響き、挙式が始まります。
仏前結婚式は、御仏の御前において新郎新婦が将来の固い契りを御仏に誓い合う儀式。美しい心と心の出会い。決して偶然ではなく、私たちも想いも及ばない大きな計らいと深い縁(えにし)によるもの。
おふたりとご両親、式師様、みなさまで準備を重ねてきた儀式。
ひとつひとつ丁寧に心を込めて執り行われます。
有り難いお言葉と鏡開きから祝宴のはじまり。
おもてなしの一品目は新郎手作りの胡麻豆腐。
素材にもこだわって、何度も試食してできあがった逸品です。
手作り品は他にも沢山。
挙式の式次第、プロフィールや席札、芳名録、祝升の焼印もおふたりで準備。
「鶴」に想いを込めて・・・。
お色直しは、白の紋付袴と鶴と小花文様の色打掛へ。
やさしくエスコートする新郎。
満面の笑みの新婦。
おふたりの表情をみていると、こちらまで笑顔になります♡
会場となったのは煌びやかな天蓋と五色幕が印象的な法堂。
和やかな雰囲気でみなさまにお披露目。
ご両親の想いを受けて、締めのご挨拶はおふたりから。
息子を想うご両親の心、娘を想うご両親の心、お互いのご両親を想うおふたりの心。
あっという間の1日。そこには「心」が溢れていまます!
おふたりで一体ずつ作ったウェルカムベアとお父様直筆のウェルカムボードは、ご新居の玄関に飾られているかな!?
ラストカットは、おふたりらしく。