海辺のヴィラでゆっくり過ごす滞在型ウエディング
日立・太田尻海岸 @うのしまヴィラ
海辺のヴィラでゆっくり過ごす滞在型ウエディング
日立・太田尻海岸 @うのしまヴィラ
お二人との出逢いは一通のメールから…
2015年2月、山形県在住のお二人からメールをいただきました。
メールには、茨城県日立市に旅行した際に泊まった施設がこじんまりとして居心地良く、スタッフが温かくて、お料理もやさしい!と、とても気に入ったと書いてありました。
それまで結婚式を特に考えていなかったお二人でしたが、ここで結婚式が出来るならやってもいいかも…と思ったのがきっかけで、茨城県のフリープランナーである私を見つけて問い合わせをしたそうです。
ぜひお二人のお話を聞きたいと思い、茨城と山形の中間点である福島県の郡山市のカフェでお逢いすることに。ドキドキの初対面でしたが、お二人とすぐにお話が弾み、その日に「お願いします!」とご依頼を頂きました。
その日から結婚式まで、約8か月。お二人は何度も茨城に打ち合わせに通ってくださいました!!
遠方から来て頂くのですから打ち合わせも楽しく過ごしてほしい!と私が美味しい!と思ってよく通っているお店で夜の食事を楽しんでもらいました。また、お二人と一緒に買い物に出かけた時もお店の方の親切な対応に、お二人から「ますます茨城が大好きになりました」という嬉しい言葉を頂きました。
ゆっくり親睦を深めることをテーマに
お二人の結婚式のテーマは「ゲストと楽しくゆっくりと過ごす」というシンプルなもの。空間のデザインよりは「時間」をどう気持ちよく過ごしてもらえるか?を考えていき、ほとんどのゲストに宿泊も楽しんで頂く宿泊型のステイウエディングにすることにしました。
挙式や披露宴だけだとバタバタして皆さんとゆっくり話も出来ない事もありますが、宿泊型の結婚式なら初対面同士のゲストも時間を気にせずゆっくり過ごしながら親睦を深めていただくことができます。
新郎のご両親は京都、新婦のご両親は栃木にお住まいなので、この結婚式は二人が親御さんとゆっくり過ごす時間にもなりました。何か特別な演出をしなくても、みんなで自己紹介をして楽しく過ごす!集まってもらう事が大切なんだと実感しました。
ゆったりと時間を過ごす笑顔溢れる結婚式
新郎さんの趣味がキャンプ!会場にはお二人が使っているキャンプ用品を並べてお出迎え。食事のデザート時に出す珈琲は、新郎が選んだ珈琲豆を挽いて新郎自らコーヒーを入れて、ゲスト皆さまにお配りました。新郎からのおもてなしに皆さんから「おいしいね」の声。わたくしたちスタッフにも入れてくださいました。
ゲストの皆さんからは「こんな風な結婚式は初めてだけどゆっくりできて良かった!!」の声を頂きました。
結婚式はその昔は「家婚式」としてゲストを自宅に招き、親族やお世話になった方が「集う」大事な時間でした。そんな昔の祝宴のように、ゆっくりと親族が一堂に会する事はこの先なかなか難しい事かもしれません。だからこそ「お祝い」という幸せな時間を両家親族で共有できた今回の結婚式は、最高に贅沢な時間だったと思います。
わたくし自身が結婚式を行ったほうがいい!と思う「原点」がここにあったような気がします。だって・・・ゲストみんながこんなに笑顔で笑って過ごせるなんて、これほど贅沢な事はない!!と思うから。
▲今日一日お世話になります・・・新婦さんが選んだドレス
▲席次表はクルクルっと丸めて。海のように綺麗なブルーのリボンで結びました
▲お支度中、ちょっと緊張しながらも笑顔の新婦。ナチュラルでいきたいという新婦さんの希望でヘアスタイルはお気に入りのヘアアクセサリーと似合うようにショートヘアをブロー
▲「うのしまヴィラ」には男湯と女湯の別々のお風呂がありますが・・・新婦さんがヘアメイク中に新郎さんのこの姿(笑)
▲朝からずっと雨…、でも海岸で撮影を希望されていたお二人の想いが通じたのか?
お支度が整う頃には雨が止み、念願の撮影が叶いました!
▼ずっとこの日を待ってた・・・思わず笑顔の写真がたくさん!
人前式
▼人前式での承認は、親族の皆さんの「おめでとう」の声と大きな拍手がお二人を包みました
▲念願かなって外でフラワーシャワー!!!!
▲みんなで!家族で!記念の写真、雨があがってよかった~!
▲フラワーシャワーの花びらのピンクと芝のグリーンがアクセント。みんなでいえ~い!!
ウエディングパーティ
▲人前式、ガーデンでの写真撮影の後は、ゲストの皆さんとのウエディングパーティ
▼ふたりで撮りっこ!!たのし~い!
▲ゲストの皆さんがそれぞれ紹介し合っての親族紹介。なごやかな雰囲気、笑い声が溢れました
▲新婦側の来られなかった親族から寄せ書きアルバムのプレゼント。中身を見ておもわずぽろぽろと涙・・・
▲新郎新婦とゲーム!みんな真剣です!
▲ゲストのテーブルをまわってお酌しながらご挨拶
▲締めのご挨拶で新郎新婦から親族一人ひとりに感謝の言葉。新婦のお母様の涙に思わずもらい泣き。新郎からは、普段言えないお父さんお母さんへの本当の感謝の気持ち・・・。息子さんからの言葉に嬉しそうなご両親でした
▲お開きの後、施設&プロデューススタッフと記念撮影!ゲストの皆さんが本当に笑って過ごせた一日。この後もお泊りなので、2次会、3次会とゆっくり過ごしていただけました
写真/片桐 裕二(ギリフォトワークス)
おふたりからのメッセージ
結婚式を終えた今、思っていることは、結婚式をやってよかった、またやりたい!(笑)。
招待したみんなから「いい式だった」「ありがとう」というありがたい言葉をもらったことや、挙式・披露宴の中でのみんなの笑顔を思い出し、今でも結婚式の余韻に浸っています。
本当に式をやってよかったという気持ちとともに、式のコンセプトとして考えていた「縁を大切にすること」「これまでの感謝の気持ちを表すこと」の二点を実現することができ、とてもうれしく思っています。
それもこれもプランナーの山本さんやエクラの皆さんやと出会えていなければ、自分たちが楽しいだけでなく、招待したみんなが一緒に楽しい時間を過ごせたこのような式はできませんでした。
最初は、できたらいいなぁ〜とぼんやりと思っていただけの結婚式。
特別強い想いやこだわりがあるわけではなかったので、打ち合わせ時、山本さんは苦労されたのではないでしょうか・・・(汗)
ぼんやりの私たちは、雑誌や過去のウェディング事例の人達はどうだったか、と真似るところからでした。
それでも私たちの話を否定せず、根気強く話を聞いてくれたこと、思いや考えを聞き出してくれたことに感謝しています。
また、思いや考えを聞いた上で「こういうのはどうですか?こういうこともできますよ」と提案してくださいました。
押し付けではなく、提案という形がありがたかったです。
提案を参考にしながら、二人で話し合って作ることができたことにも満足しています。
打ち合わせを重ねていく中で、ぼんやりしていたものがどんどんはっきりしてきて、前の人達はどうだったかではなく、自分達がやりたいことは何かと考えられるようになり、実現に向けて楽しく準備を進めることができました。
私たちは県外在住で、何かとお手数をおかけしたと思うのですが、いつも温かく、気持ちよく迎えてくださいました。ありがとうございます。
思い出に残る大切な日になり、茨城県が大切な場所になりました。
そして、この式を通して、山本さんをはじめとするエクラのみなさん、うのしまヴィラのみなさん、カメラマンの片桐さん、薄井さんなど新たな縁も芽生えて本当にうれしく思っています。
この式が両家の縁が広がる機会になったことにも感謝しています。
本当にありがとうございました。ほんまおおきに。
これからもこの式で広がった縁を大切にしながら、感謝の気持ちを忘れず、一歩ずつ進んでいきます。
これまでありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。
S & K
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