海外在住のカップルのご婚礼サポート
海外からのメールのやり取りだけでお打ち合わせ
6月の初めにオーストラリアから一本の電話がありました。
10月にやすらぎ伊王島で人前式と披露宴を行いたいと新婦からのご相談でした。
その日からメールでのやり取りが始まりました。
ウェディングのテーマは「和風」。
オーストラリアからのゲストの皆さんは全員お着物でご列席され、美容師や着付けのスタッフ、人前式の司会を担当した私も着物で参加させていただきました。
また、お二人のリクエストで日本刀と侍カツラを準備し、挙式後にはあちらこちらで撮影会が繰り広げられました。その後のパーティーでは鏡開きをし、乾杯に使ったお二人のお名前入りの枡は、引出物として皆さんにお持ちいただきました。
会場は菊とオーストラリアのお花を使ったアレンジメントで飾り、尺八とお琴の演奏をお聴きいただきながら、長崎の新鮮な食材を使った和食をお楽しみいただきました。
お開き後はその会場を畳に替え、皆さんはラフな格好でくつろぎながら夜遅くまでカラオケ大会だったそうです。
海外在住のお二人との打ち合わせはほとんどメールでした。
衣装合わせも挙式の2日前だったりと大変なこともありましたが、お二人やゲストの皆さんの明るいお人柄に助けられ、私たちも本当に楽しませていただき、忘れられないウェディングとなりました。
人前式でのご入場のシーン。美容師さんのご好意で番傘をご用意いただきました。
長崎の海をバックに、ウッドデッキで人前式。新郎とお母様の涙が印象的でした。
誓いの言葉は日本語と英語の2ヶ国語で。
新郎が英語で読み上げながら涙で言葉が詰まったシーンがとても印象的でした。
リハーサルでは緊張からか泣いてしまった新郎の姪っ子さん。
本番ではしっかりとリングガールを務めてくれました。
指輪の交換、誓いのキスの後、ご列席の皆さんとご一緒にシャンパンで乾杯!
ライスシャワーで皆さんに祝福していただきながら退場しました。
ご列席者全員での集合写真です。
新郎新婦のリクエストでおもちゃの刀やカツラを用意。
挙式後は写真撮影とお楽しみの時間をたっぷり取りました。
新婦を中央にオーストラリアからの女性ゲスト、美容師さん、着物レンタルショップの皆さん、司会の私も一緒に「着物ガールズ」で記念撮影です。
屋外のウッドデッキから披露宴会場へ移動して、ジャパニーズスタイルでゲストの皆さんをお出迎え。
パーティーでの鏡開きです。お樽の中のお酒を枡に注ぎ分け乾杯しました。
お二人のお名前が入ったオリジナルの桝。
記念品として皆さんにお持ちいただきました。
尺八とお琴の演奏でパーティに華を添えていただきました。
お二人のご家族とご友人の皆さんに囲まれてのウェディングパーティは終始和やかな雰囲気でした。
お二人のリラックスした嬉しそうな表情は、見ているこちらも幸せな気分になりました。