BRICK by BRICK !
一歩一歩未来を二人で築いていこう
BRICK by BRICK !
一歩一歩未来を二人で築いていこう
「私達が造っている劇場で結婚式をしたいんです!」とお話をいただいたのが、お二人とのファーストコンタクト。
関東の建築設計事務所にお勤めのご新郎と、関西出身で建設会社にお勤めで、福岡の支店に配属されたご新婦は、久留米のシンボルとなる劇場を建てる計画で運命的に出逢い、ご結婚されることになりました。
残念ながら、お二人とゲストのスケジュールが揃うタイミングが劇場のオープン前となり、公共の施設ということで使用許可が下りず、劇場でのウェディングは断念することに。
代わりに、遠方からお越しになる建築関係の方々が喜ぶ建物・レストランをとのことで、いくつかの候補の中から決まったのが“茶房わらび野”。
場所は変わってしまったけれど、その分ゲストの皆さんに、福岡の景色とお料理、お二人と過ごすお時間を思う存分楽しんでいただき、心に残るウェディングになるよう心がけました。
お二人が造っている劇場の壁がレンガであること、物を築いていくお仕事で出会われたことなどからお二人と一緒に見つけたコンセプトテーマが「BRICK by BRICK!」。
ご家族から受け継がれ、一歩一歩築いてきたそれぞれの人生が、福岡の地で交わり、これからは二人で共に築いていく…。
その思いを込めた挙式は、ご両親にもご協力いただき、少しストーリー仕立てにした人前式。演出にも一役かった、かわいいレゴブロックたちに和まされながら、楽しくご準備と当日を迎えることが出来ました。
披露パーティお開き後の、お二人の最高の笑顔と、ご遠方で心配されていたご新郎ご新婦を心から想うご両親にも喜んでいただけたことが、本当に嬉しく、今でも思い出すと心が温かくなるウェディングとなりました。
結婚の承認の証として積み上げたブロック
「BRICK BY BRICK~ひとつひとつ積み重ねていく〜」
受付に並んだエスコートカードはゲストのお名前が入った“モクロック”付き。お一人ずつ、お二人の結婚の承認として、積み重ねていただきました。
ご両親の出逢いから始まるストーリー人前式
お母さまにお会いした際に受けた深いご家族への愛情を汲みとり、テーマにそって今回の人前式のストーリーをお二人とご両親様に事前にご提案させていただきました。
「BRICK BY BRICK」
ご両親の出逢いから、お二人は誕生し、それぞれの歴史をつみかさね、運命的に出逢ったお二人は今日の日をお迎えになりました。
そんなそれぞれのヒストリーを伝えながらご入場を表現。
お父様お母様にも出逢いと感謝、これからもよろしく・・・そんな気持ちを込めてブーケ&ブートニアの交換をしていただき、その瞬間のご両親様の笑顔は感動的でした。
ご両親のブーケブートニアの交換が終わり、次のご新婦のご入場の際、お父様に「ご新婦をお迎えに行きませんか?」と申し上げたときのとっても嬉しそうな表情。そんなお父様とご新婦の姿を見て感極まって涙されるお母様。深い深い愛情あふれるご家族の姿がありました。
アコーディオン演奏がゲストをお出迎え。
人前式の中でご家族と新郎新婦に見立てたレゴブロック人形たちを積み上げて完成!
年輪をかさねていく切り株の結婚証明書は、ご提案をもとに、ご新郎が造られた力作です。
外は初春のまだ肌寒い季節。会場の中は春の柔らかな色で。
想い出のアイテムや写真を会場内にちりばめて
お二人の周りには、誕生してから今日までの想い出の品や、写真をたくさん散りばめて飾っていただきました。ずっと使っていた筆入れや、赤ちゃんの時の服、部活のテニスラケットやユニフォームなど、懐かしい品を見つけてはお二人とゲストの会話が弾みます。
レゴ人形たちが幸せのメッセンジャー
席札としてゲストをお迎えしたレゴ人形たちの手にはご新郎ご新婦様に向けてメッセージを書いていただくカードに。ゲストに、レゴブロックを手にして写真を撮ったり、童心になってレゴ人形で遊んでみたり、思わず微笑んでしまう幸せを運ぶメッセンジャーとしてしっかり活躍してくれました。
▼職場のバンド仲間である上司からの一言と演奏で乾杯!乾杯後もそのままスタンディングオベーションで大盛り上がりでパーティがスタートしました。
▼かわいくてダンディなカップケーキは、74歳の誕生日の男性ゲストにプレゼント。
▼エンドロールは、ウェディング当日よりも前に、お二人のピアノ連弾のムービーを撮影したものと当日撮影したものを編集して流していただきました。お二人が弾かれたピアノの音がBGMです。
▼パーティも終わり、会場の外は美しい夜景に。夜景バックに楽しかったウェディングパーティの余韻をひきずりながら、ホッとされるお二人のすてきなお写真です。
【ムービー】
2016,03/12 Wedding Digest TOMOHISA & MAO* at Warabino Fukuoka Japan
【Coordinate&Cast】
PHOTO:寒水伸一郎(RS bridal photo & movie)
MOVIE:馬場修平(Slice of Life Film)
HAIR MAKE:宇良あやの(hair make Full)
FLOWER:吉田美江(P-Style)
ACCORDION&KEYBOARD : 國友孝治
PA:原野 弦(ENC)
DRESS:TAKAMI BRIDAL
会場:茶房わらび野
おふたりからのメッセージ
遠方からお越し頂く方が多かったので、ゲストが楽しめる温かいウェディングをしたいと思っていました。
フリーでされているコーディネータを探していて、wecoのホームページで見つけた“grace”に伺い、お会いした三輪さんがとても信頼できそうな方だったのでお願いすることになりました。
コンセプトは三輪さんと相談しながら、私たち二人が出会った建物に使用されている煉瓦をヒントに、”一歩一歩未来を二人で築いていこう”という意味を込めて「Brick by Brick!」にしました。
最初にコンセプトやテーマカラーを決めてイメージを膨らませるという過程がわかりやすく、誰の真似でもない私たち二人のためだけの結婚式を作り上げている感覚がしました。
装飾や進行など何から何まで提案して頂きましたが、特に、式で二人の両親も入場してブーケブートニアの交換をしたのは、両親にとっても特別な思い出になる素敵な演出だったかと思います。また、会場や引き出物、交通手段の手配なども全て代わりにして頂いて、限られた時間の中で準備を進めることができ感謝しています。
こだわりは、Brick by Brick! のコンセプトに合わせ、結婚の承認の証として名前の書いた木製のレゴ(もくロック)をゲスト一人一人に積み重ねてもらいました。また、結婚誓約書は切り株を使って手作りをしました。二人の共通の趣味であるピアノで、会場である茶房 わらび野で連弾している前撮り映像を、結婚式当日の様子も混ぜながらエンドロールで流しました。
ゲストの皆さんが笑顔で楽しんで頂いていた様子で、とても嬉しかったです。
「オリジナリティ溢れた結婚式だった」「遠かったけど、楽しかったので来て良かった」との声を頂きました。メインテーブルをソファーにしたことで話をしに来てくれたゲストとの距離が近く、アットホームな式になりました。
結婚式について何も知識がなかったので、三輪さんがいなければ、あんなに素敵な会場で楽しい式は出来なかったと思います。当日も、スタッフの皆さんには常に近くでさりげなくサポートして頂き、安心して楽しむことが出来ました。
楽しい演出に美味しい食事、山の上からの素晴らしい景色、綺麗な装飾やメイク、愉快な司会進行、全てサポート頂いた皆さんのおかげで、私たちにとってもゲストにとっても大満足な式となりました。
本当にありがとうございました!
T & M
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