アメリカと日本の魅力がいっぱいのウェディング
ナパ、ワイナリーウエディング大自然の中でのアウトドアパーティ
日本国内で出会い、お付き合いされていたおふたり。
当初は、日本国内での挙式をお考えだったそうですが、新郎が急にカリフォルニアに転勤となり、ご実家があるサンフランシスコ郊外で結婚式を挙げることになりました。
しかし、新婦はアメリカの結婚式についてあまりご存知なかったため、Celebrations by Kiyoeにコーディネートをお申し込み頂きました。
おふたりのご希望のイメージは、大自然の中でのアウトドアウエディング。
ご希望に見合う場所を幾つかご紹介し、実際におふたりが式場を回られて決めた場所は、現地カップルに人気の高い「ブラジリアン・ルーム」という サンフランシスコ郊外の森の中にあるところでした。
列席者の殆どがアメリカ人だったため、お食事のあとは、ダンスタイムを設け、楽しいアメリカンな結婚式を計画しました。
しかし、セレモニーの前のベールダウンをお母様にお願いしたり、お色直しやラストバイトをしたりと、日本的な演出も組み込み、アメリカ人の列席者にとっても新鮮に感じられた結婚式となったのではないかと思います。
パーティの途中、時々おふたりだけで外に出て、仲良くお話をされていました。そのような姿を脇から拝見し、おふたりの愛を強く感じ、私は心から感動させられました。
現在も遠距離生活を続けているおふたり。寂しい毎日が続いていることと思いますが、このおふたりなら、必ず幸せな結婚生活が続くと確信しています。一日も早く、一緒に生活できる日が来ることをお祈りしています。
新郎と新婦が初めて顔を合わすシーンを撮影することを「ファースト・ルック」と呼びます。
おふたりは、この「ファースト・ルック」撮影をホテルのロビーで行いました。
新婦が車好きの新郎のために、内緒で準備したアンティーク・ロールスロイスと一緒に、お泊りになったホテルをバックにして写真撮影。
式場となった「ブラジリアン・ルーム」
祭壇のアーチは、新婦のこだわりのひとつ。
白樺で作ったナチュラルなタイプのアーチで、周りととても良くマッチしていました。
牧師先生は、日本語と英語のバイリンガルの方にお願いしました。
テーマカラーの水色と白の砂を使ったサンドセレモニーを行いました。
箱には、お二人の苗字の頭文字「H」がステンシルされています。
大自然の中で なごやかな挙式となりました。
アメリカの結婚式では欠かせないブライズメイドとグルームスメンと一緒に写真撮影。
席次表の代わりに、アメリカの結婚式で使われるのがエスコートカードと呼ばれる小さなカード。
新婦のアイディアで、このエスコードカードはかすみ草を敷き詰めた箱に並べました。
水色のテーブルラナーを長いテーブル中央に敷き、その上にはロマンチックな色のお花を集めたアレンジメントを置きました。
メニューカードや席札は、ジョシュさんのお母様の手作り。
ナプキンの上に置かれている小さな箱は、アメリカではフェイバーと呼ばれているプチギフト。
ジョシュさんのお母様からのスピーチ。
お食事の後は、まずファーストダンス。これもアメリカの結婚式では定番です。
暫くダンスを踊った後は、ケーキカットの時間。
真っ白いケーキの中身は、レッドベルベットと呼ばれるワインレッド色のスポンジ生地のケーキ。
レッドベルベットは、アメリカに昔からある人気の高いケーキの種類です。
ケーキカット前にお色直しをされた有香さん。和装ドレスがとても良くお似合いでした。
大人から子供まで皆一緒にダンスを踊り、楽しいひと時を過ごしていただきました。
フォト / Cindi de Channes Photography