株式会社 明−美 代表取締役飯田 美代子

飯田 美代子

株式会社 明−美 代表取締役

あえてプランナーを「ウエディングコーディネーター」と命名したのは、結婚式のプランをたてるだけでなく、プロデューサーは企画から制作を担当するので、結婚式の企画、演出までを担当する意味からです。

フリーランスのウエデイングプランナーが育ちにくい日本のブライダル業界の仕組みに、ウエディングコーディネーターが誕生し始めたことは時代の流れでしょう。

結婚式はホテル・式場でするのが当たり前だった時代から、花嫁たちの選択肢が広がり、「自分らしい結婚式スタイル」を求め、人が集まれるスペースがあればそこが会場になる。そんな形が一般化して何年たつでしょうか。今回監修をしてくださった安部トシ子さんが「いい結婚式ってなんだろう」というサブタイトルの「安部トシ子のオリジナルウエディング」出版したのが1994年、今から18年も前のことです。その頃からフリーのプランナーとして活躍していた安部さん。

そのころ、花嫁の執事になって花嫁に代わって、その人らしい結婚式を作り上げた個人のプランナーもいました。

でも、花嫁たちのなかにはプランナーにコーディネート料を支払う事に難色を示すこともあって、新しい形のウエディング浸透しなかった、そんな経緯を経てやっとフリーのプランナーが誕生し始めたのは新しいウエディングへの兆しでしょう。

しかし、何の後ろ盾も無い立場で仕事をしていくことは、かなり厳しい面もあるでしょうが、一人ひとりの花嫁に十二分の満足感を与えることが成功の鍵といえるでしょう。

今までのプランナーに対して「パーティ演出屋」という呼び方を耳にすることがあります。失礼な呼び方であるとは思いますが、あえて言えば、確かにパーティの演出だけに走ってしまい、セレモニーのこと、装いのこと、日本の結婚式に根付いているしきたりのことなど全く知らないプランナーに出会うこともあります。

こうして悪評にうち勝つために、そしてフリーのウエディングプロデューサーになるためには、日々の研鑽が必要だと思います。

あえてプランナーを「ウエディングコーディネーター」と命名したのは、結婚式のプランをたてるだけでなく、プロデューサーは企画から制作を担当するので、結婚式の企画、演出までを担当する意味からです。

そんなウエディングコーディネーターになっていただくことを願っています。

飯田 美代子 プロフィール

株式会社 明−美 代表取締役飯田 美代子
株式会社 明−美 代表取締役

飯田 美代子

美容業界の雑誌編集を経て、婦人画報社入社、12年間ビューティ関係の雑誌編集、ブライダル雑誌の編集に携わる。婦人画報退職後、有限会社明-美を設立。美容室経営の傍ら、津木耀子のペンネームで朝日新聞発行ショッピングなどに美容評論家として、美容記事を連載。株式会社アルトマンの出版部を立ち上げ、ブライダル雑誌【AJ】を発行。 その後、東京プロデュースと提携。株式会社エイジェイ出版代表取締役編集長に就任。同社退職後96年株式会社明-美を設立。ブライダル雑誌「セサミウエディング」「和のWEDDING」など企画編集に携わり現在に至る。 著書「ウエディングのすべて230 Q&A」「和婚 花嫁衣装&和の結婚式新ルール」